TadaoYamaokaの開発日記

個人開発しているスマホアプリや将棋AIの開発ネタを中心に書いていきます。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ConvNeXtを試す

ConvNeXtは、ResNetなどの畳み込みニューラルネットワークで構成されるニューラルネットワークで、SwinTransformerなど最先端のVisionTransformer系モデル並みの性能が出せるというモデルである。 モデル構成 残差ブロックの1層目がカーネルサイズ7x7のDepth…

arXivのPDF論文をブラウザ上で翻訳して読む

普段英語のページは、ChromeのGoogle翻訳拡張機能を使って、翻訳して読むことが多い。 英語をそのまま読むのは英語の勉強にもなるのだが、自分の英語力だと辞書引きながらになって読む速度が遅すぎるので、やはりGoogle翻訳が便利である。しかし、Google翻訳…

DCGANを試す

ほぼ個人メモです。今更ながら生成系のモデルをあまりさわっていなかったので、PyTorchのDCGANのTutorialを試してみた。 DCGAN Tutorial — PyTorch Tutorials 1.12.0+cu102 documentationWindowsだとチュートリアルのソースがそのままでは動かないので、WSL…

将棋AIの実験ノート:活性化関数をReLUに変更

以前に、活性化関数を変えると同じデータを学習した場合でも、方策の傾向が変わることを実験で確かめた。現状のdlshogiのモデルでは、活性化関数にSwishを使用していたが、最善手を見つけるのに時間のかかると指摘を受けた以下の局面が、活性化関数をReLUに…

Learning to Play Minecraft with Video PreTraining (VPT)を読む

OpenAIが発表したマインクラフトの操作を学習した「Learning to Play Minecraft with Video PreTraining (VPT)」の論文を読んだ際のメモです。 概要 請負業者(フリーランス)に依頼して作成した7000時間分のキーボード・マウス操作のラベル付き動画からIDM(逆…