ゴールデンウィークにCPUとマザーボードを変えたので、Windows 10を再インストールした。
その後、Visual Studio 2015 Communityをインストールしたら、日本語パックをインストールしても、一部英語のままで完全に日本語にならず困っていた。
最悪なのは、アプリケーションウィザードでVisual C++のアプリケーションを新規作成すると、ダイアログのフォントが大きくなり画面からはみ出てしまうのだ。
Ctrl+マウスクスロールで縮小してなんとか操作できるので我慢して使っていた。
言語を英語に戻すとアプリウィザードのフォントサイズの問題は発生しなくなるが、コードエディタのフォントが欧文フォントになるので、ちょっと気に入らない。
なんとかならないかと思って、ネットで調べていたら、やっと原因がわかった。
Visual Studio 2015 Communityのインストーラには、英語版と日本語版があって、英語版のインストーラを使ってインストールすると後から日本語言語パックをインストールしても、上記のような問題が発生する。
はじめから日本語インストーラを使ってインストールすると、言語パックなしで日本語環境になって、上記の問題は発生しない。
なぜ英語版のインストーラでインストールしてしまったかというと、Googleの検索で、「Visual Studio 2015」と検索するとトップに出てくるページが日本語のページなのに、ダウンロードのリンクが英語版になっているのだ。
↓このページ
Visual Studio: ソフトウェア開発者とチーム向けの IDE およびコード エディター
英語版のインストーラはダウンロードされるファイル名が、「vs_community_ENU.exe」になっている。
日本語版のインストーラは以下のページからダウンロードできる。
Googleで「Visual Studio 2015 日本語」で検索しても、トップの記事は別の記事でマイクロソフトのサイトは何番目かに表示されるので気づきにくい。
↓このページ
Visual Studio 2022 Community Edition – Download Latest Free Version
※2017/6/13 追記
Visual Studio 2017がリリースされたため、2015が上記のページのリンクからダウンロードできなくなっています。
Visual Studio Tools のダウンロード - Windows、Mac、Linux 用の無料インストール
こちらのページの下の方の以前のバージョンのリンクから、ダウンロードできます。
ダウンロードには、Visual Studio Dev Essentials(無料)に参加する必要があります。
このページからダウンロードしたインストーラのファイル名は、「vs_community_JPN.exe」となっている。
こちらの日本語版のインストーラを使ってインストールすることで問題が解消された。