TadaoYamaokaの開発日記

個人開発しているスマホアプリや将棋AIの開発ネタを中心に書いていきます。

UnityのLineRendererのアンチエイリアシングを有効にする

LineRendererで斜めの線を引くと、以図のようにジャギーが発生する。
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原因がわからずネットの情報をいろいろ試したが解決しなかった。

プロジェクトのアンチエイリアシングの設定

たまたま、新規に作成したシーンでLineRendererで線を引いて、プロジェクトのアンチエイリアシング(Anti Aliasing)の設定を「4x Multi Sampling」に変更したことろ、滑らかになった

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デフォルトのシーンでは有効にならない

しかし、初期作成されるデフォルトのシーン(SampleSceine)では、アンチエイリアシングの設定を変更しても滑らかにならないため、差分を確認したことろ、カメラの設定の「MSAA」の設定が、デフォルトのシーンでは、「Off」になっていることがわかった。
設定を「Use Graphics Settings」に変更することで、デフォルトのシーンでもLineRendererのアンチエイリアシングが有効になった。

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以下の通り、線が滑らかに表示される。

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まとめ

LineRendererは、デフォルトのシーン(SampleSceine)ではアンチエイリアシングが有効にならない。
カメラの「MSAA」の設定を「Use Graphics Settings」にすることで、有効になる。

デフォルトのシーン(SampleSceine)では、MSAAの設定が「Off」になっているので、注意しよう。